多汗症対策とボトックス・インフォレーゼ治療

多汗症の種類について(顔)

体、脇、手のひら、足などさまざまなところで汗をかくことを多汗症といいますが、その中でもやっかいな顔に汗をかく多汗症というのもあります。

顔に汗をかいてしまうと、男性もですが特に女性の場合は化粧が落ちてしまったり、他の人に見られると恥ずかしかったりしますよね。それを心ない人に指摘されると、さらに緊張してしまって汗をかいてしまう結果になりかねません。

特に夏の暑い日はなおさらだと思います。汗をかくのが気になって外に出たくないなんて人もいるかもしれません。

そういう夏の暑いとき、緊張してしまったとき、スポーツをやるときなどさまざまな場合に顔に汗をかいてしまって困ったときに、完全ではありませんが、顔や頭部の汗を抑える方法があります。

その方法とは半側発汗という方法になります。この半側発刊では皮膚圧反射という方法を使います。この方法の特徴としては、体の一部を圧迫することで圧迫されている側の汗の量が減って、反対に逆側の汗の量が増えるということを応用した方法なのです。

例として、胸の乳首の周り(乳輪あたり)を紐などで強く圧迫してみましょう。そうすると上半身が圧迫されますので顔などから汗が減り、逆に下半身の汗の量が増すということになるのです。

この方法は、先ほどの説明を読んで頂ければおわかりのように、汗の量を違った場所に移すという方法ですので、根本的な多汗症対策にはならないと思います。しかし、とりあえず顔の汗を減らすということはできると思いますので、ちょっとでも顔に汗をかくのがいやだという方は是非試してみてはいかがでしょうか?

頭の片隅に入れておくと便利な知識だと思いますので、対策として取り入れてみてください。