多汗症対策とボトックス・インフォレーゼ治療

多汗症対策と副交感神経の関係は

多汗症の原因のひとつとして考えられるのに、副交感神経の緊張の度合いが過剰になることがあります。

例えば、よく手足が冷たい人がいますね。これは手足の血管が収縮することで起こると言われています。ですから血管が収縮する原因である副交感神経が多汗症の原因となっている可能性も否定できません。
多汗症の人だけでなく、夏など外気が暑くなったり、梅雨時期など湿度が高くなったりすれば人は汗をかきますね。
しかし、多汗症の人は上記の時はもちろんのこと、暑くない時期でも汗をかいてしまう状況になってしまいます。そのように通常の場合より汗の量や頻度が増えてしまうと、これはもう悩みの種になってしまうと思います。

さまざまな理由で体温が上がったときや、体温の調節をするために人間には汗をかいて体温を下げようとする力が働きます。ここで汗をかかないと体温が上がってしまってさまざまな病気の原因となってしまう可能性があるからです。

多汗症の方はこのようなとき、汗の量が増えたり、寒いのに汗をかいてしまって余計体温をさげる原因となってしまったりすることがあります。多汗症は1年中汗をかきますので、悩んでいる方も多いと思います。

また、汗をかくと、その分臭いなども気になってくると思いますので、更に多汗症の悩みは増えると思います。

前置きが長くなってしまいましたが、ここで着目したいのが副交感神経です。ストレスや緊張、不安感といったことが原因となり交換神経が活発化してしまうと汗をかいてしまいます。ですので交換神経と副交感神経のバランスを整えるようにして、リラックスするよう心がけることで汗を抑制することができると思います。