多汗症対策とボトックス・インフォレーゼ治療

多汗症対策としてのトリプルサクション法治療など

多汗症対策における治療法のひとつとしてトリプルサクション法という聞きなれない言葉の方法があります。

多汗症対策のために手術をした場合の後、手術部分の圧迫固定をしなければなりませんがそれをあまりしなくてもいい治療方法になります。

この方法では汗がでる場所の汗腺をレーザーで燃焼させ、さらにシェービングで除去させます。
利点としては傷口が小さく女性でも気にする必要はないという点、臭いや汗の原因となる汗腺を切除してしまえるという点、手術後の皮膚の合併症が起こりにくい点などが挙げられると思います。

次に多汗症の対策として挙げられるのは、薬用クリームを使用することです。アルミニウム化合物という物質を含んだクリームを使用することで多汗症や、ワキガの人の改善に有効的だと言われています。

このクリームを塗ることでアポクリン汗腺とエクリン汗腺と言う汗の出入口のところをアルミニウム化合物で塞ぐことが出来るからです。
イメージとしては汗の出口を塞ぐと汗が出にくくなり、汗が少ないと少ない分臭いも発生しにくくなるといったようなイメージになります。

しかし、他のクリームと同様赤みやかゆみなどの副作用が出る場合もありますから、アレルギー体質のかたは事前にパッチテストなどをしておいた方が安心ですね。

二番目にボトックスを使用した対策法というのもあります。ボトックスというと美容のイメージがありますが、ボトックスは交感神経の活発化を抑える効果があるので、結果的に汗の量も抑制することが可能ということになるわけです。ただ弱点として効果の持続制はあまり期待できないため、定期的な使用が必要となります。