多汗症対策とボトックス・インフォレーゼ治療

入浴の仕方で多汗症対策は変わる!

多汗症で悩んでいる人のかなりの割合で、体臭やワキガなど汗そのもの以外に臭いにも悩んでいる人が多いと思います。

多汗症の人に限らず、汗の臭いが気になる方は、汗をかいたらハンカチやタオル、市販の汗拭きシートなどで拭き取るようにし、清潔に保ち、臭いを出さないようにすることが大事です。

市販の制汗剤も、汗を抑制することはできても100%止めることはできません。でも多汗症対策としては有効ですので積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

汗の臭う方は運動をあまりせず、エアコンなど一定の温度の範囲内の体温調節が必要ない環境に慣れていて、入浴も浴槽につからずシャワーのみという人に多く見られるようです。

多汗症対策として有効な入浴の方法は浴槽につかって汗をかくという方法だそうです。
高温手足浴(足は膝下、手はひじ下をお湯につける)、半身浴、全身浴などを行って汗をかくようにすると、実はサラサラとした汗をかきます。こういった汗は臭いがありませんのでいわば良い汗ということになってこれを繰り返すことで、多汗症対策に繋がっていくのですね。

また、こういった入浴方法を何回も繰り返すことで身体の抵抗力もつくし、もちろん汗腺機能も改善されていきます。また、入浴によってリラックスすることにより交換神経と副交換神経のバランスがよくなり、自律神経の働きを改善することができます。これらが多汗症対策に繋がることになります。

ただし、体質的な面が多汗症の原因となると効果は低いかもしれませんので、別の対策が必要になると思います。

よい汗をかく事=多汗症対策に繋がるということですので、よい入浴方法をぜひためしてみてはいかがでしょうか。